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心の成長


只今、インドリシケシにて6週間続くロックダウンを体験中です。
州移動も公共交通機関も全て一時休止中。
こちらは、厳格に外出制限がされており、朝の決まった時間のみ人々は、ソーシャルディスタンスを守りながら、生活に必要な物資を調達することができます。



滞在しているアーシュラム(僧院)でも外出は禁止されており、サンニャーシンの先生方、ブランマチャーリー、スタッフと数十名ほどの滞在者という環境の中、
毎日、3食提供していただき、静かに祈り、瞑想し、勉強しながら、与えられた日々を有意義に過ごしています。




人間活動が休止された分、静けさが増し普段聞こえなかった様々な種類の鳥のさえずり、ガンジス川の流れゆく音、自然の音がよく聞こえます。

地球は浄化され、本来の輝きを取り戻しているように見えます。

自然や地球、宇宙は変わらずその秩序を乱すことなく、一寸のくるいなく運行しているのがよくわかります。
客観的にみれば私たちもその運行の一部ですね。

インドにおいて、アーシュラムは社会貢献の中心的役割を担っています。
この期間中は、働けなくなったり、生活が苦しくなった人、アーシュラム周辺の人々に、毎日1000食以上の食事がサンニャーシンの先生方から提供されています。

ヴェーダ文化を実践する人々の傍で過ごしていると、社会と調和することの意味、与えることの大切さ、人生においての価値を改めて学ばさせていただいています。


現代社会では、普段人々は常に外側に幸せの答えを求め、何かになろうとし、得て叶えることに夢中になっているので、気づかないうちにプレッシャーにかられ、心は落ち着つくことがありません。

ヨーガの一歩は、客観的に私も含めたこの社会、世界、宇宙のつながりを理解し、調和を選択し、心を成長させていくことから始まります。

日本も大変なときですが、 こんな時こそ、個人的な好き嫌いを超え、客観性を育み、調和することの価値に気づき選択しながら、心静かに成長していきたいですね。

世界が平安でありますように。

Harih Om.


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