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【レポート】大分国東半島リトリート



大分県国東半島。
奈良時代から平安時代にかけて仏教(天台宗)に宇佐八幡の八幡信仰を取り入れた、「六郷満山」と呼ばれる独自の神仏習合文化が今も色濃く残る祈りの地。


九州最古の平安建築、国宝富貴寺エリアのお宿でのリトリート。

同じ祈りの国インドの伝統的なヨーガの意味とそのライフスタイルのお話しからはじまり、
宇宙の秩序と調和して生きる上で大切なダルマを理解していくこと、そしてヨーガのゴールであるモークシャについてお伝させていただきました。

アーサナプラクティスでは、まずその意味を解説。
アーサナの目的は瞑想する際に必要な身体のコンディションニング。
1ムフールタ48分間座っていられる身体を育むためにあります。

今回は、いつもインドで先生から直接教わっている、基本であり重要なタダーサナと、ダウンドックの秘密についてお伝えさせていただきました。

ランチはお宿蕗薹の特製10割そばをいただきました。(国東はそばも有名)

午後からは、ヨーガ・スートラ第2章にあるヤマ(さけるべきこと)と二ヤマ(追求すべきこと)のお話し。
これらはただ単なる道徳的規範ではなく、そこにイーシュワラの理解があることが大切なポイント!

イーシュワラの理解なしにヨーガの実践はありえないと伝統的には教えられています。
カルマの法則、全体宇宙イーシュワラへの献身とその理解と態度を育むことが、
二ヤマの最後に伝えられている
イーシュワラプラニダーナ。

自分と世界と全体宇宙を客観的にみる練習をヨーガの実践を通して深めていきます。

最後のクラスは、
考えを整えるジャパの実践そして、学びを定着させていく瞑想をしました。

人数限定開催の素晴らしさ。
じっくりヨーガを丁寧に深めるひとときとなりました。

ありがとうございました。


2日目は国東半島の祈りをたどる巡礼。
富貴寺での座禅から始まりました。
御住職に、ご本尊阿弥陀如来のムドラーの説明や仏教とインドとのつながりのお話しを頂戴しました。

境内には、歴史を感じさせるどっしりとした大きな木。

日本にある磨崖仏の約8割がここ大分にあると言われています。(熊野磨崖仏)

地元のお父さんからも当たり前のように祈りの話しが飛び交います。
日本だけどなんだかインドにいるような気分。



六郷満山国東半島の各地に28の寺院を開創し、

6万9千体の仏像を造ったといわれている仁聞菩薩入滅の地



地元の方には、ゆっくり4日ぐらいかけてみていきなさいと言われるほど、

他にも沢山の興味深いみどころがありました。
大分国東に来るべくしてきたと、感じざるを得ませんでした。



【Beautiful Clear Moment】


今回のリトリートをサポートしていただけた、Masamiさん、関係者の皆様、ご参加いただいた皆様、

そして出会った全ての皆様と大分県、国東半島に感謝申し上げます。



ありがとうございました。

Om sri gurubhyo namah
Harih Om.


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